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2006年02月27日

door.jpg今回、寄席の始まる前と後に両師匠にインタビューのお時間を頂き、”取材”させていただく機会を得ました。 といっても、当日は本物の新聞屋さんも取材に来ていらっしゃったようなので、私なりの感想と師匠とお話した内容などをレポートします。 初めて寄席で落語を聞いた素人の感想ですので的外れかもしれません。


古典落語はそもそも江戸時代の下町を舞台にしたものが多く、言葉遣いや、登場する地名、小物など当時のことをまったく知らない若い世代には難しい部分もある。 今回の寄席でも、両日とも数名のお子さん連れが見られたが、こちらで育った子供にとって、「煙管(きせる)」「お灸」「お奉行様」「長屋」「おあし」「魚河岸」などの言葉は始めて聞くものだったのはないだろうか。 大人だって、テレビで時代劇を見たり、時代小説などを読んでいないとこうした単語に触れ合う機会は少なくなっている。

こうした事情を踏まえて、落語のなかでも「どうしてもこの意味をわかっていないと話が通じない」というものについては、説明を入れることもあるそうだが、基本的には話の流れの中で意味を掴んでもらうようにして、極力「説明」で話の流れを途切れさせないように心がけていらっしゃるそうだ。 

知らない単語について、前後の脈絡から想像して理解するというのは、第二外国語を習得して行く過程に近いかもしれない。 「きせる」と言われて何のことかわからなくても、煙管を模して扇子を咥えて火をつけ、煙を吐き出す様子を見ていると、「パイプのようなものなんだな」と想像できるだろう。 そして熊さんが浜辺でぷかりとやる様子を見て、「金持ちでなくても一般的に吸っているようだ」ということも想像がつく。

flower.jpgしかし、「子別れ」の再開シーンの鰻屋で熊五郎が何度も煙管に火をつけては煙草盆に灰を落とすシーンでは、「つけたばかりの煙管を一服しだだけですぐ灰を落とし、また新たに火をつける」という行為が、慌てて着けては消しを繰り返すことで熊五郎の動揺を表しているのか、そもそも煙管は一服したら灰を捨てて火をつけ直すものなのかは私にはわからなかった。

(古典)落語というのは最初から昔話だったわけではなく、昔はリアルタイムの話だったのが、話はそのままで落語が語られる周りの世界だけが年を取ってしまったのだ。 当時は時代背景や小物に説明の必要などなく、また細かい動作、言動から汲み取れる背景としての情報も今よりは豊富だったろう。 煙管の咥え方一つでも、その人の性格や身分などが通じるのかもしれない。

とすると、一席の落語から受けられる情報というのは、当時の背景についての基礎知識が少ないほど制限されたものになってしまう。 この傾向は残念ながら年がたつにつれてどんどん進行して行くものだ。 噺家のほうでも、落語の内容を少しアレンジして分かりやすいものに変えたり、話の途中や枕の部分で背景の説明を加えたりといった努力はできるが、そのせいで本来の落語の雰囲気が壊れてしまうのは避けたい。

今後もこの傾向が進むと、落語を楽しむには能や狂言、歌舞伎などのその他の伝統芸能のように聞き手もある程度の「予習」が必須という事態になりうる。 予習、勉強が必要となると、(やってみれば楽しいのはわかっても)初心者にとってとっつきにくくなってしまうのは避けられない。 そこで落語ファンを増やすにはこれまで以上の努力が必要になる。 

いかにして、落語に興味を持たせるか。 若手落語の中には、テレビのバラエティ番組にでる者もあれば、子供を対象にした新しい落語の分野を開拓したり、時代にあった創作落語を精力的に発表する者もある。 いずれにしても、落語の世界に新しいオーディエンスを引き込んでゆくかがこれからの重要な課題だ。 予備知識無しでもある程度落語が楽しめる世代に生まれた幸運な我々としては、この面白さを広め、もっと楽しむために進んで「勉強」し、機会があれば寄席に足を運び本物に触れて楽しむのが使命と感じた。


2006年02月26日

大盛況だった初日を終え、今日のチケットは97席/100席と、あと3席を残すのみとなりました。 立ち見でよければ当日受付も可能だそうです。 必見ですぞ。

襲名披露口上
襲名披露口上
三遊亭圓橘師匠
三遊亭小圓朝師匠
鏡割り
小圓朝師匠一気飲み

2006年02月25日

さあ、いよいよシリコンバレー寄席の本番である。 師匠両名も昨日無事到着した様子だ。 いきなり飛ばしているようで楽しみだ。

これまでより大きな会場に変えたがチケットのほうもほぼ完売した様子。 このシリコンバレー寄席。 ノンプロフィットでスポンサーの協力と参加者の熱意だけで運営されている。 その心意気に賛同して、サイトの準備、PayPalを使ったチケット販売、地方版での宣伝告知などをお手伝いさせてもらった。


本番を前に最後の注意事項など

本日は4時半開場、5時公演となっておりますが、4時には受付できますので、お早めにどうぞ。受付に名簿がございますので、お名前を確認させていただければ入場できます。その際、緑茶缶、水のボトルなどを用意してありますので、お好きなものをひとつお持ちください。講演開始後の入場はできない場合がございます。また高座中携帯電話は利用できませんので、off にしてください。パーキングは路上、もしくは、会場前にあるパブリックになります。

さあ、思い切り泣き笑いましょう。


2006年02月23日

naku.gif

(コメントは本物ですが、年齢、職業などは編集長の妄想です)

この週末のシリコンバレー寄席。 とっくにチケット売り切れかと思っていたらまだ若干の余裕があるそうです。 またチケットを買っていない人、最後のチャンスです。 当日にチケット無しで行っても満員で入れない可能性があります。 

今日のスシトミBLOGには、過去にシリコンバレー寄席に参加されたかたからのこんなコメントが掲載されていました。
 

生まれて初めて生で落語を聴いたのが「文七元結」でした。 人目をはばからず、大泣きしてしまいそれ以来「圓橘ファン」です。噺の中に引きずり込まれた~って感じでしたね!

落語というと、笑点とかお笑いを連想しますが、上手な落語の人情噺は本当に泣けます。 数億円かけて作られたハリウッド映画ではなく、目の前でマイクも通さずに語られる話で感涙するなんていいと思いませんか。

こんなコメントも寄せられています。

前回、生まれて初めて、生の落語をみました。 落語って、映画より映像がはっきりと前に見えるものだというのをこのときに思いしりました。 というのも、師匠の落語が、臨場感があふれたものだったので、 目の前に江戸時代の街並みが見えてきてしまって、自分がその時代に いる錯覚に陥りました。すっかりタイムカプセルにのった私は、 あれから、はまってしまった私は、日本に帰国のたびに落語を見に行くように なってしまいました。 けど、日本で聞くより、サンノゼのほうが、場所が寄席のサイズなので、とても臨場感があふれます。 めったにない機会ですので、皆さん、お見逃しなきよう! 追伸・・・実は、娘もハマりました。。アメリカ生まれのアメリカそだちでも あの臨場感あふれる話は、印象に残ったようです。

ここまで書いてから、「もし人情噺がなかったらどうしよう」と、たかおさんに聞いてみたところ、たったいま師匠から届いたという当日の演目を入手しました。

25日
一、[強情灸]小円朝
一、[子別れ]円橘
中入り
一、口上
一、[天狗裁き]小円朝

26日
一、[雑俳]小円朝
一、[芝濱]円橘
中入り
一、口上
一、[転宅]小円朝

バッチリ、「子別れ」「芝濱」と両日とも円橘師匠の人情ばなしが入っています。 こりゃ、涙を拭くハンカチ必須ですな。 二日とも二席ずつとなる小円朝師匠も、強情灸や雑俳など初めての人にも分かり易すい定番を用意してくれていますね。 大いに泣き笑いできそうです。 ますます楽しみになってきました。


2006年02月21日

アップルからメディア記者にむけて、新製品発表の招待状が送付された。 今回は、製品に関する説明は一切無く、「fun new products」を発表するとあるだけ。 アップルファンの間では、Intel CPU搭載のiBookが発表されるのではないかと予想されている。

Apple teases launch of mysterious, 'fun' products

■■非アップルの Intel CPUマシン向け OS X パッケージだったら面白いな。 


2006年02月15日

yomiuri_news_s.jpg2月13日の読売新聞夕刊(日本)で、シリコンバレー寄席で襲名披露を行う三遊亭小圓朝師匠の記事が、フランス公演を行う歌丸師匠とともに掲載されました。 横の写真をクリックすると拡大表示します。 シリコンバレー寄席は25日、26日に迫り、チケットの残りもわずかになっています。 この機会に、日本を離れて忘れかけた伝統文化に触れてみませんか? ってか、日本にいたって滅多に生の落語なんか聴く機会ないですよね。 

第四回シリコンバレー寄席 三遊亭圓之助改め四代目三遊亭小圓朝サンノゼ襲名披露」の日時は2月25日(土曜日)と26日(日曜日)。場所はサンノゼ日本町、SUSHIMARUのある未来堂ビルディング内の多目的ホールです。  クレジットカードによるチケットのオンライン購入も可能です。


2006年02月15日

最近また地方版の社員食堂コラムが大手掲示板で紹介されたようで、急にアクセスが増えています。 この掲示板を見た人が、自分のブログで紹介してくれたりして、派生リンクアクセスもまた増えている模様。 リンクを辿っていったら面白いサイトを見つけたのでご紹介します。 

Flickrでグーグルの社員食堂の料理写真をとり続けて紹介しているフォトブログです。 社員の方でしょうね。 写真も綺麗だし、素材がいいからウマソー。

Google Food Photo Blog

ついでに発見。 NHKのサラリーマンネオがとうとうレギュラーになるらしい。 ディレクターのEさん、おめでとうございます。 またシリコンバレーに来たら飲みに行きましょうね!


2006年02月14日

ホリエモンが獄中でどんな下着を着ているのか、みんなそんなに興味があるのか? 他局の社員が出会い系サイトで年齢を詐称したとか、出会系サイトで正直に年齢を申告する奴がいるのか? 

あーゆー内容にしないと日本のニュース番組は視聴率がとれないのだろうか? しかもそれをわざわざ、海外の日本語放送という貴重な枠で流すのもよく理解できない。 木村太郎さん、たのむよ。


2006年02月10日

アンケートのコメントで、「どうして編集長はお金も取らずにこんな面倒なサイトを毎日更新しているのか?」というご質問を沢山いただきました。 で、回答をいくつか用意しましたので、自分の好みの回答を選んで納得してください。 中には正解が混ざっているかもしれません。

■回答1:駐妻のカリスマとなり、モテモテになりたいから
編集長は「イケメン」とか「クール」とか恥ずかしげも無く自分で言ってますが、これは実は現実の裏返し。 現実の世界ではデブでハゲでネクラなオタク野郎で女性にモテたことが一度も無いのです。 よく登場する「家内」もじつは編集長の脳内だけの存在で、「家内のホームページ」も編集長の別の人格が作り上げているのです。 その目標は一つ、インターネットという仮想世界のなかだけでもみんなの人気者となり、モテて見たかったのです。 皆さんいままで騙していてゴメンナサイ。 実は編集長、シリコンバレーどころかアメリカにも住んでいないんです。 埼玉県春日部市のボロアパートの自室で毎晩行った事もないシリコンバレーの様子を想像しながら地方版を更新しているんです。

■回答2:すべては愛する家内のため
地方版を始める前は、なれない異国に引っ越してきて地元の情報が入ってこない家内のために毎朝新聞を読み聞かせていました。 ところがだんだん交際範囲も広まり忙しくなってきた家内は「ごめん、今朝ちょっと忙しいんだけど後にしてくれる?」などと言うので忘れないように記録に残すようにしたのが地方版の始まりです。 というわけで今も地方版の想定読者は編集長夫人です。 皆さんは編集長から家内への愛のメッセージを毎日ご覧になっているわけですね。 本人は週2〜3回くらいして読んでくれない上に、アンケートにも協力してくれませんでした。 届かぬ愛。

■回答3:朝礼の代替行為
編集長が日本にいるころ勤めていた会社では毎朝朝礼があり、ローテーションを組んで朝礼の司会進行を交代でやっていたのですが、なぜかこの仕事には人気がなく、いつの間にか編集長が固定で毎朝朝礼をやることになっていました。 編集長は変わり者なので、朝から人前で大声をだしてあーでもない、こーでもないと時事のネタに触れて紹介することが大好きだったのです。 ところがアメリカに越してきて朝礼をやらなくなるとストレスの発散が無くなった為、頭は薄くなる、腹は出てくるといった障害が現れ始めたため、健康のために地方版を始めました。 はい、みなさん大きな声でご一緒に「おはようございます。 今日も一日元気に頑張りましょう」

■回答4:Pay It Forward
こちらに引越したばかりの頃は右も左もわからず、多くの情報をインターネットに頼っていました。 インターネット上の個人ページで発信されている学校、買い物、生活、ショッピング、レストラン、ありとあらゆる情報にどんなに助けられたことでしょう。 そこで、お世話になった恩返しに私もシリコンバレーの日本人コミュニティに対してインターネット上でなにか恩返しが出来ないかと考えた答えが地方版です。 皆さんも地方版が役に立ったとお考えでしたら、私ではなくだれか他に人にお返しをして善意の輪を広げましょう。 Pay It Forward の理論です。

■回答5:自己鍛錬
公私共に認める私の欠点は、詰めが甘く飽きやすいのでひとつのことが長続きしないこと。 で、この欠点を克服すつために自分に与えた試練が趣味にも実益にも直接結びつかない地方版の更新という作業を3年間続けること。 あと一年半。 ガンバレー。 ある日突然地方版の更新が止まったら「やっぱりアイツは続かねぇなー」と笑ってください。

■回答6:某国政府のヒミツエージェントだから
すでに暴露されてしまいましたが、実は私某国からの秘密任務でアメリカへ飛ばされてきたエージェントなのです。 私の任務とは、アメリカに滞在する日本人に「ある思想」を植えつけること。 その思想があまりにも突拍子もないものなので、時間をかけて少しずつ実行することにしました。 まずは地方版という媒体を通してハイテクアメリカの心臓部ともいえるシリコンバレーで知名度を上げます。 記事の中に隠されたメッセージを繰り返し読むことで、洗脳状態を進め、ある程度知名度が上がってきたら次は新興宗教を設立し、さらに具体的なマインドコントロールを開始します。 第2ステージまでもうすぐです。


2006年02月10日

こちらの学校で小学3年生になる娘は、今学校で掛け算の九九をやっている。 毎日、学校から帰ってきては、「七の段クリアしたよ~」とか、「八の段最後でだめだった~」なんてやっている。 そうか、アメリカの小学校でも、掛け算暗記させるんだな、なんて思いつつ、よく考えてみると2年前にも上の娘がやっているはずだ。 上の娘のときは、こんなに毎晩苦労した覚えがないな。 何でだろう。

で、考えてみたら上の娘には、日本の九九の表をカミサンがどこかからダウンロードしてきて、九九で覚えさせたんだった。 下のは、「なんでセブンのことななとかしちとかいうの~? コンフュージング!」なんていうので、日本語の九九で覚えさせるのは断念したんだった。

でも、九九はエライよね。 0~9の数字をそれぞれ日本語の一音節に置き換えて、音の流れとして記憶する。 3x5=15は日本語だと「さんごじゅうご」英語だと、Three times five equals fifteen で略しようが無いのだ。 娘達に、「そなのどうやって暗記すんのさ?」と聞いてみると、「ひたすら覚えるまで繰り返す」だって。 日本語の九九で覚えれば、たとえ3x5を忘れても、「さんいちがいち、さんにがに・・」から始めれば自然と出てくるのにね。

日本語人は、こんな風に早い段階で数学でアドバンテージがあるんだな。 なんて思ってたら、娘達の学校では九九で終わりじゃなくて、12x12まで 3年生で暗記させられるらしい。 やばいじゃん、日本の子供。

そういえば、数字を音に置き換えて記憶するのは、掛け算だけじゃなくて電話番号とかでもやるよね。 「ミヨイクログロ」みたいに。 「ヒトヨヒトヨニヨトミゴロ」とか、「イヤミナ大塩平八郎の乱」とかね。

私も大抵の数字はこの方式で覚えてる。 別に意味を持たなくても、音に置き換えるだけで覚えやすい。 こっちのソシアルセキュリティ番号や自分の車のナンバーなんかもこの方式で覚えてる。 昔、アメリカの大学の授業で、クラスのみんなの電話番号を与えられた時間で何個記憶できるかというのをやって、10分かけずに全部(たしか13人くらい)記憶して、驚かれたことがある。(もう年齢的に無理だと思うけど) そのときも、もちろんこの方法で記憶したんだけど、みんなに「どうやってそんなに記憶するんだ」って聞かれて説明に苦労したな。 円周率とか記憶しちゃう人もこの手だよね。 日本語以外にもこうした方法で数字を記憶する方法ってあるのかな? 誰か知ってたら教えてください。


2006年02月09日

gorillaz.JPGグラミー賞みました? 私は見ませんでした。 が、カミサンと子供が「マドンナとGorillazの競演すごかったね。 どっかに映像ないかな~」というので、YouTubeで探してみてびっくり。 Gorillazという実在しないはずのアニメバンドと、レオタードおばさんのマドンナがグラミーのオープニングでステージ上で競演しているのですが、その合成技術が凄い。 

いまどきのCG、カメラを通せばリアルタイムでも何でもできるし、ブルーバックを使ってカメラの動きに合わせてリアル3次元空間に配置したCGもズームしたりパンしたりもできるのは当たり前。 

でも、この映像をみる限りでは、観客席からはステージ上で演奏するアニメのキャラクターが見えるし(複数のプロジェクタ?)、なんとマドンナがキャラクタの前を歩いたり、後ろを歩いたりしている。 んー。 いったいどうなってんの? 世の中ここまで進んでんの? それとも、観客席から見るとマドンナおばさんは一人でブルーバックの前で踊ってんの? だとしたら最初の3分間は、客席からはなんも見えてないの?  教えて! ハイテクのえらい人。

続きを読むをクリックすると動画をみることができます。 多分。 ダメだったらYouTubeで「Madonna Grammy」あたりのキーワードで検索してみてください。


2006年02月06日

img3136b8e23.jpgインタビュー第四回は、今回の襲名披露公演の主役でもある、真打に昇進された、三遊亭小圓朝師匠です。 

編集長「 今回は初めてのサンノゼ公演ですね。 意気込みなどあれば聞かせてもらえますか? 」

初めて伺うところですから、緊張いたしております。 まして師匠を差し置いてトリですから責任重大です。 初めて聞きに来た方が、また来て下さるようにがんばります。

編集長「 落語家になったきっかけを簡単に教えていただけますか?」

私は親父も噺家だったので、(三代目圓之助)自然になったとでも申しましょうか、落語関連の本、着物、お客様すべてそろっておりましたので、居抜きの噺家です。(笑)


編集長「 お弟子さんの立場からみて、圓橘師匠はどんな落語家でしょうか? 魅力、見所など教えてください。」

迫力や、話に取り組む姿勢などまだまだ盗まなきゃ行けないところがいっぱいあります。


編集長「 どんな落語家を目指していますか?」

間に挟まってもトリをとっても番組という一幅の絵の中で光っているような噺家です。


編集長「 海外での寄席ということで、何か特別に準備されていることはありますか? 」

江戸時代ののんびりした暮らし、日本人ならではの人情や、 日本語ならではの言葉遊び。 日本のいいところを一杯感じていただけたら、と思っております。

編集長「 ご協力ありがとうございました。 当日の落語を楽しみにしています。」

第四回シリコンバレー寄席 三遊亭圓之助改め四代目三遊亭小圓朝サンノゼ襲名披露」の日時は2月25日(土曜日)と26日(日曜日)。場所はサンノゼ日本町、SUSHIMARUのある未来堂ビルディング内の多目的ホールです。  クレジットカードによるチケットのオンライン購入も可能です

写真提供 菊地修三様(ホームページ


2006年02月06日

落語特別ご招待のお知らせ

2月25、26日に行われる新春寄席に、特別ご招待の枠を設けました。
対象となる方は、65歳以上の方です。先着25名様をご招待いたします。
お知り合いに、対象となる方がいらしたら、ぜひお誘いください。また、現時点ですでにお申し込みいただいた方の中に、65歳以上の方がいらっしゃいましたら、お支払いになった費用をお返しいたします。今回ご招待枠のスポンサーは・・・・・・

・・・・・・25日(土曜日)$100席を2名様分 「レストラン六甲」 、25日(土曜日)$35席を10名様分 「豊味寿司&寿司まる&まるいちレストラン」 、26日(日曜日)$100席3名様分 「レストラン久保田&ごんべい」 、26日(日曜日)$35席10名様分 「寿司豊味レストラン&ぎょーざの花」 です。お申し込みは、chef@sushitomi.com までメールにてご連絡ください。


2006年02月05日

chub.JPG美人秘書のサイト、「Chunky Brownie DYNAMITE: ちゃぶだい」を大幅リニューアルしました。 シリコンバレーの著名なみなさんにコラムを執筆いただけるようになったので、当初の美人秘書の個人的な情報サイトから、情報WEBマガジン的な便利なサイトにイメージチェンジしたつもり。 

金曜日には、コラム担当の各先生にお集まりいただき、飲み会・・もとい・・編集会議。 結局、一番ダメダシのうるさい、美人秘書の意見を尊重しつつも、地方版編集チームのWEBデザイン能力ではこんなもんか。

とにかくこれからは、執筆いただく諸先生のためにも、そして毎日アクセスしてくださる読者のためにも紙面の充実と、有益な情報のリアルタイム提供を図る次第です。 よろしくお願いします。

しかし、編集会議で「地方版を吸収合併」なんて話も出たのでオチオチしていられなくなってきました。 今でこそ地方版の方がアクセス数では上回っていますが、今日スペはすでにちゃぶだいの射程範囲。 敵対買収にならないように根回し・営業、頑張らないと。


2006年02月04日

tsuji.jpg3週間後に迫った、「第四回シリコンバレー寄席 三遊亭圓之助改め四代目三遊亭小圓朝サンノゼ襲名披露」を前に今回は海外駐在の経験もあり毎回師匠の海外公演のお供をされている、辻和夫さんにインタビューお話をお伺いしました。 辻さんは圓橘師匠が毎月開催している落語会「圓橘の会」の古くからのメンバーでもあります。
写真は打ち上げからのヒトコマ。 手前が辻さん、圓橘師匠、そして奥はなんと作家の沢木耕太郎さんです。 

編集長「円橘師匠のお供として3回目の参加とおうかがいしました。 圓橘師匠の落語のどんなところがお好きですか?」

派手さはないが、いぶし銀の江戸情緒、頑固で不器用ながら、人柄というか大人好みの雰囲気に浸れる噺に惚れこんでいます。


編集長「これまで圓橘師匠師匠の米国公演にお供されて、苦労された点、愉快なエピソードなどあれば教えてください。」

野次喜多道中で毎回楽しくやってます。それもこれもシリコンバレーの皆様の暖かい善意に支えられてのことです。

・前回フリスコでいただいたオ祝儀のほとんどをアメリカのラスベガスで返納してしまったこと。宵越しの金はもたねぇ~というおっちょこちょいの気風うのよさ、やせ我慢おかしいですねぇ
・浴衣で寿司トミ前の路上カッポレのパフォーマンスは硬く禁じました。
・師匠がヒコーキに弱いことはホントにカワイそうなほど滑稽です。


編集長「小圓朝師匠は今回始めての参加となりますが、辻さんからみて、どんな落語家か教えてください。」

小柄ですがピリリとしまり、噺は明快で高座では大きく見えます。父親譲りの根っから芸人の華がキラリと光るのではないでしょうか。圓橘師匠が引き合いに出すほどの大の酒好きのはずですが、真打昇進にかけてきっぱりと酒断ち、次に好きな車に熱中。奥さんはその次か、でも去年3人の子持ちになりました。


編集長「今回の寄席には普段あまり落語を聞いたことがないという人も多く参加されると思いますが、初心者の人に何かアドバイスなどありますでしょうか?」

アドバイスなんてとんでもない。ワタシも単なるファンです。あえて申し上げれば落語の楽しみ方は千差万別です。仕方ばなし、所作が面白いとか、人物の使い分け場や間の持ち方を楽しむとか、噺家はいかに聴衆を噺の舞台に引き込むか、その勝負も面白みかもしれません。肩をはらずにすんなりと耳を傾けて、話に溶け込むと演者と聞き手が一体となった高座が出来上がるのではないでしょうか。 郭ばなしか、長屋ばなし、商いの店先の場面でも、今の現場やTVにない雰囲気を自然体で理解するのは日本の若い世代にも難しいのかもしれません。が、結構回顧趣味が今、ブームになってギャルの追っかけファンもいるようです。但し、圓橘師匠には悪いのですが、小圓朝師匠や門下の前座橘つき、橘也にキャーキャーいう若いファン(女の子)が多いように見受けます。


編集長「お忙しい中、ご協力ありがとうございました。 寄席の席でお目にかかるのを楽しみにしています。」

第四回シリコンバレー寄席 三遊亭圓之助改め四代目三遊亭小圓朝サンノゼ襲名披露」の日時は2月25日(土曜日)と26日(日曜日)。場所はサンノゼ日本町、SUSHIMARUのある未来堂ビルディング内の多目的ホールです。  クレジットカードによるチケットのオンライン購入も可能です