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2009年04月24日

水道局の「地下水くみ上げ料」は違法と判決、利用者にリファンドも?

シリコンバレー一帯の水道を賄うサンタクララ・ウォーターディストリクトが2005年と2006年に水道使用料に上乗せして利用者から徴収した「地下水くみ上げ料」は、正規の手続きを踏んで利用者から合意を得て進めた物ではなく、違法であったとサンタクララ最高裁判所が判決を下した。

この件を指摘し、ディストリクトを訴えたのは、アルマデン地区で家庭用に水道を再販しているグレートオーク社で、同社は10万世帯の利用者にディストリクトの水を再販するために、同社だけで500万ドルを余計に支払ったとしている。ウォーターディストリクト全体では、7200万ドルをくみ上げ料として徴収しており、予算全体の2割に匹敵する。

最高裁判所では、非政府機関が公共料金に費用を上乗せする場合には、事前に利用者投票による合意が必要という1996年に制定された第218法案に違反しているだけでなく、集めたお金を別の目的にも利用している等として、違法性が高いことを認めた。サンタクララウォーターディストリクトは、サンタクララの各市や、民間の水道業者などの4000の顧客に水を卸しており、これらの業者のほとんどが、上乗せ分をそのままのせて一般家庭に水を再販していた。地下水くみ上げ料は、利用者のカバーする面積によって、1エーカーあたり、275ドルから520ドルを課金し、地下水のくみ上げ、汚染除去などにあてるとされていた。同フィーが適用された2005年からの総額をリファンドするとなると2億5千万ドルにも達すると見られる。

今後、違法に徴収した料金がどのような形で利用者に返納されるかなどの具体的な手順に着いては決まっていない。

投稿者 Editor : 2009年04月24日 07:43



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