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2010年08月26日

サンタクララカウンティで全米で最初にリコール卵被害を確認

全米で史上最大規模の卵リコールを起こしたアイオワの鶏卵業者によるサルモネラ菌汚染卵による具体的な被害がサンタクララカウンティで初めて確認された。確認されたのは、5月に行われたカウンティ内の高校の卒業パーティで出されたカスタードタルトで、この卒業パーティでカスタードタルトを食べた参加した複数の生徒が腹痛を訴え検査でサルモネラ菌感染が確認されていた。当時はアイオワのリコールは発表されていなかったたが、あらためて確認するとカスタードタルトを納入した業者が、原料に使っていた液体卵が途中で足りなくなり、普通の殻の卵を使用していたことが判明したもの。この卵がアイオワ業者で生産されたものだった。
今回のリコールと、全米で急増しているサルモネラ菌感染者数が関連していることは明らかだったが、被害者と感染経路がはっきりしたのはこれが最初となる。続いてミネソタとコロラドでも同様に被害例とリコール卵の関連が確認された。
このほか、サンタクララカウンティではyelpの書き込みから6月に14人がレストランで食事をした後にお腹を壊したことを訴えているのを確認し、それぞれにコンタクトをとったところ、連絡がついた11人中一人がサルモネラ菌感染だったことが確認された。


へえ、yelpのそんな利用方法もあったのか。

投稿者 Editor : 2010年08月26日 06:59



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