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2009年03月31日
UC入学、アジア人を制限し白人有利に
カリフォルニアの人口では、アジア系住民は12%にしか満たないのに対して、University of California(UC)の新入学生の37%はアジア系という人種の偏向を補正するために、UCではアジア人の新入学生数を制限し、白人の生徒に入りやすくする方針を決めた。これにより、アジア系入学生は7%近く減少し、白人は10%上昇すると見込まれている。

UCでは2012年より、入学テストからSATの科目別テストを外すことを計画している。これは、アジア系生徒が特に成績が良く、低所得層の生徒がSATを受けない傾向があるためだ。
アジア系と言っても、その範囲は広く二世、三世も考えると、一概に「アジア系」であるというだけで州の大学に入るチャンスが制限されるのはおかしいという反対も強い。アメリカでは過去に大学での黒人差別を是正し黒人の比率を上げるために優遇措置、アファーマティブアクション(積極的差別是正措置)が取られた経緯があるが、カリフォルニアでは10年以上前に住民投票で人種による優遇は撤廃された。しかも今回の措置で最も恩恵を受けるのは白人グループで、まだ大学では少数派である黒人やラティノ系には大きな変化はもたらされない。
反対派は州議員に対してUCの決定を見直すように要望しており、今週カリフォルニア州議員を中心に新しいUCのポリシーについての公聴会が開催される。

アジア人(という時点で対象が広すぎて曖昧な感じもしますが)が、アジア人しか持たない特権を使って有利に大学に進学しているのであれば、不公平というのもわかりますが、UCの決めたルールに従って真面目に勉強し良い成績を出して進学しているのに、その比率が高いからといって制限するのはどう考えてもおかしいですよね。
だったら、高校時代アメフトとチアガールにしか興味の無いような白人連中の尻を引っ叩いてもう少し真面目に勉強させることを考えるべきでしょう。子供の学校を見ていても、アドバンスクラスや夏期講習などを積極的に受けているのはやはりアジア人ばかり。これで、入試結果が人種により調整されるようになってしまったら、ますますアメリカ白人を弱くするだけのように思います。
優秀でよく働くH2ビザワーカーを制限して、無能で文句ばかり足れる社員の雇用を守ろうというのと一緒ですね。と、ここまで書いてから考えたのですが、日本の国立大学にゆとり教育を受けた日本人が入れなくなってガイジンだらけになったら矢張り日本人としては抵抗があるかな。でも、そのガイジンが日本国籍を持っていたらどうなんだろ。難しい問題ですね。
投稿者 Editor : 2009年03月31日 08:14
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