シリコンバレー地方版

2009年03月05日

カリフォルニアのラッコ、個体数減少

2008年の統計では、カリフォルニアのラッコの個体数が前年より減少していることが分かった。カリフォルニアのラッコは毎年春と秋に個体数のカウントが行われているが、2008年は春が2760匹で前年比8.8%の減少、秋が2144匹で7.3％の減少となっている。公式のラッコ数は春の統計の過去三年の平均が利用される。2006−2008の平均では、2862匹で、2005−2007年の平均より0.3％増えているが、これは2005年の数字が低かったためで、年ごとの数値では減少が見られている。減少の理由は餌の不足や、病気などが考えられる。
カリフォルニアのラッコは3年平均が3090匹を超えるまでは、「絶滅の危機に瀕している」と見なされる。

春の個体数
2008: 2,760
2007: 3,026
2006: 2,692
2005: 2,735
2004: 2,825

投稿者 Editor : 2009年03月05日 08:53

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