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2004年06月29日
【ピータソン裁判】 弁護側、新たな容疑者として精神障害を持つご近所さんを指摘
月曜日の裁判で、スコットピータソンのガラゴス弁護士は、ピータソン家の近所に住む女性とそのボーイフレンドがレイシーさんをさらって殺害したとるす新たな説を出した。 この女性は失踪前にもピータソン家の犬の散歩を何度か買って出ているが、精神状態に障害があり、薬を服用している。 レイシーさんの失踪3週間後にピータソン家に不法侵入し、勝手にジャックダニエルでコークハイを作って飲んだ後、ベッドで横になったり、スコットの服を盗み出したりしていたという。 盗み出された服にはスコットの下着も含まれていた。 またガラゴス弁護士は女性がレイシーさんの失踪当日に、スコットの愛人の働く美容クリニックで商品券を購入していることを指摘し、事件との関連性を調べたのかと、ブロッチーニ警察官に確認したが、警察官は女性を事件とは無関係と早期に決め付けており、調査は行なっていないと答えた。
■■またピータソンネタです。 ちっともシリコンバレーでもハイテクでもありませんが、追いかけはじめると小説のような展開でつい目が離せません。 興味ないという人は読み飛ばしてくださいね。 それともここまで展開の要約を一度まとめたほうがよいかな。
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2004年06月25日
【ピータソン裁判】 弁護側に有利な証拠を警官が揉み消し

スコットピータソンが殺害した奥さんをボートで運んで海に捨てたとする重要な証拠の一つに、ボートから発見されたレイシーさんのものと思われる髪の毛があるが、実はこの証拠としての価値を揺るがす証言を警察が隠していたことが分かった。 これまで、スコットはボートを買ったことを誰にも話しておらず、レイシーさんもボートを見たことがないとされていたが、実は警察の聞き込み調査でボートを保管する倉庫の管理人が失踪前日に夫婦で訪れた二人を見たと証言していたことがわかった。 これにより、ボートから発見された髪の毛の説明がつき、証拠としての価値が無くなるため、調査を行なった警察官は、この証言を後でレポートから削除していたことがGaragos弁護士の追及で明らかになったもの。
■■このモデストの警官、ブロンチーニさんは失踪通報直後最初にスコットに会っていたりするので、今週は検察側証人として証言台に立っていたのですが、どうもおっちょこちょいというか、突っ込みどころ満載のようで、敏腕 Gragos 弁護士にいい標的にされているようです。 実際スコットの車に鍵をわすれたり、重要なレポートをスコットの家に置いてきてしまったりというへまもやっていることを陪審員の前で明るみに出されたり。
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2004年06月23日
【ピータソン裁判】 失踪当日の取調べビデオを法廷で上映
スコットピータソン裁判の法廷で、検察側は昨日 Laciさん失踪当日に撮影されたスコットの事情聴取の様子のビデオを陪審員の前で上映した。 検察側の狙いは、淡々と質問に答えるスコットが奥さんが行方不明となっているだんなとしては落ち着きすぎていると指摘したかったようだが、ビデオを見た人の多くはスコットはウソをついているようには見えないと感じたようだ。 ビデオの中でスコットは疲れ切った様子ながらも、警察の質問には躊躇無くはっきりと答え、携帯電話の発信履歴や銃の反応などを調べたいとする警察にも積極的に協力していた。
■■またまた、検察側の証拠が弁護側に有利に働いてしまったようですね。 こうなってくると、Garagos弁護士が最初に言ったように、刑を軽くするのではなく、無実を勝ち取るというのがまんざら無茶でもないように見えてきました。 裁判で勝つには真実よりも有能な弁護士を雇うことが優先するというアメリカ。
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2004年06月16日
【ピータソン裁判】 失踪当日のアリバイが弱いスコット、弁明無し
これまで検察側の証人は、近所の住人から地元警察官、レイシーさん側の家族など、共通してレイシーさん失踪当日である12月24日に何をしていたかについて、スコットの証言があやふやであることを指摘した。 事実スコットは、失踪に気づいてすぐに奥さんの行方をしらないかたずねた向かいの家の主や、家族の一部には「ゴルフに行っていた」と話していることがわかっており、その後「本当は釣りに行っていた」と話を変えていること、「9時半出発は釣りに行くには随分遅いね」とおじさんに突っ込まれた時に、弁明せずに部屋を出て行ってしまったこと、「何をつっていたのか、餌はなんだったか」と聞かれて答えに詰まったことなどが、不信とされている。 この点については弁護士Geragosは弁明せず、反対尋問やスコットの証言でも触れない方針のようだ。 その他の疑惑についての弁護は 「失踪後モップが出したままになっていた、殺害現場の証拠隠滅にしようしたのではないか?」→「前日に掃除に入ったメイドさんが出しっぱなしにした」、 「絨毯がしわくちゃになっていた」→「犬かネコのしわざ」、「濡れたタオルが置いてあった」→「メイドさんが出しっぱなしにした」、「ダッフルバッグが投げ出されていた」→「スコットはだらしない」 By Julia Prodis Sulek / Mercury News
■■ボートを買ったことを周りに隠していて、ゴルフに行くといってそのボートで出かけたサンフランシスコベイのすぐ近くから4ヵ月後に水死体が見つかったわけですから、それだけ聞けばかなり疑わしいのは間違いないんですけどね。 でも、動機が弱いんだよな。 愛人と一緒になりたいだけで、妊娠8ヶ月の奥さんをクリスマスイブに殺すかなー?
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2004年06月15日
【ピータソン裁判】 弁護側の審理無効の要求を退ける
スコットピータソン裁判で、月曜日に警察官が行なった証言は、事前のレポートに無い上に、証言内容が事前に伝えられていなかったことなどから、弁護士の Mark Geragos が審理無効を裁判長に求めていたが、これは棄却された。 月曜日、検察側の証人として現れた警察官は、スコットが失踪当日の自分の足取りについて答えに詰まった際に、警官にたいして悪態をついて持っていた懐中電灯を投げつけたと証言した。 これにたいして、Geragos 弁護士は、事前に提出されたポリスレポートには一切そのような記述がなかったことから、これはでっちあげでは無いかと指摘。 また、新しく発見された証拠を提出するまえに弁護側にも通達する検察官の義務を怠ったとして、検察側のルール違反も指摘、合わせて審理の無効を裁判長に要求した。 これに対して、スコットのそのような態度は被告に対して有利とも不利ともとれ、一方的に検察側に有利なわけではないので、審理無効を認めないとした。
■■敏腕弁護士、揚げ足をとりつつも自分に有利な証言はポイントを稼ぐ。 なんだかこのままいったら、どうなるかわからなくなってきましたね。 有罪判決でも、陪審員の一人でも同意しなければ少なくとも極刑はまぬがれますからね。
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2004年06月07日
ピータソン裁判始まる

陪審員の選出に時間のかかったスコット・ピータソンの裁判がとうとう始まった。 ピータソンの敏腕弁護士 Mark Geragos は陪審員に対して「スコットは全くの無実で潔白だ」と説明し、スコットは妻と出産前の胎児の殺害には関与していないという方向を再度強調した。 また弁護側は、サンフランシスコ沖で見つかった二人の遺体の状態、とくに赤ん坊の状態から赤ん坊は生まれた後にビニール袋に入れられて遺棄されたもので、検察側の主張する通りスコットが妊娠中のLaciさんを海に捨てたのではないと説明。 また検察側の証人に対してもきびしい反対尋問を行い、警察の証言や記録があいまいで不正確なことを指摘した。
■■なにをどうやってスコットの無実を証明するのかと思っていたら、さすが敏腕弁護士、検察側の証人を利用して逆にポイント上げてしまいましたね。 マイケルも今頃彼を解雇したことを悔やんでいるかもしれません。 しかし面白い。 裏でジョングリッシャムが台本を書いているかのような進展ぶりは目が離せませんな。
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