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2009年05月25日

遠方から参加する人の中には、毎年一回ファニメコンで顔を合わせるという仲間も多いようです。編集長も前のファニメコンで出会い、その後日本でも家族がお世話になったガイナックスの皆さん等、懐かしい顔に出会うことができました。

今回、ガイナックスからは新型インフルエンザの影響もあり渡米を断念した人もいた中、

「どうしてもあの約束を守るためにもう一度サンノゼに行かなければ行けない」

と熱い思いを持って参加していた人がいました。グレンラガンで撮影監督をされている、山田豊徳さんです。

山田さんは、昨年のファニメコンでグレンラガンのファンと出会い、地球の裏側にこんなにも熱いファンがいて、劇場版の公開を心待ちにしている事に強く感動して帰ったそうです。
それから、日本に戻り厳しいスケジュールで劇場版の制作が進み、徹夜が続き新婚家庭に帰る事もできずつらかった日々、サンノゼで出会ったファンのみんなを頭に思い浮かべ、頑張り続けることができたとのこと。
今年は、去年交わした「来年は劇場版を持って来る」との約束を果たすために、そして、「ありがとう」と一言お礼をいうために、どうしても今回のツアーに参加したかったそうです。



そして、今回グレンラガン制作のドキュメンタリーフィルムの上映後のQ&Aセッションで、会場の観客の中に去年出合った二人を見つけた山田さんは、その後のパーティーに彼女達を招待し、アメリカにもう一度戻って自分を元気づけてくれたファンにお礼が言いたいという念願を実現させたのでした。

パーティの間も、招待されたファンを相手にサインや握手をこなす他のスタッフをよそに、昨年は通訳がいなかったため話したいことが十分伝わらなかったという山田さんとファンとでテーブルを囲んでの再会に、編集長も通訳として参加させてもらいました。

写真正面、グレンラガンのニアのコスプレはサンフランシスコのアカデミーオブアートに通うニコル、ぐーたんの手作りコスを着ていたのがニコルの幼なじみでアニオタのクリスティン、そして手前がニコルの彼氏で作曲を勉強中のデビットです。

グレンラガンにハマり、いままでにテレビ版を全話通して15回は見ており、三人が集まって一日で全26話を見るグレンラガンマラソンをこれまでに3回も実施しているという大ファンの三人は、撮影監督の山田さんが自分達を覚えていてくれたばかりか、自分達の存在を頭に思い浮かべながら劇場版を完成させたとの話にびっくりしながらも感動していました。


当時高校3年生で進路を悩んでいたニコルさんは、クリスティンの勧めでグレンラガンを観たことで大きな影響を受け、アカデミーオブアートでアニメーションを選考することを決めた他、「好きな事を一生懸命とことんやり抜く」という生き方をグレンラガンから学んだそうです。

また、ニコルさんの影響でアニメを見始めた作曲家の卵であるデビッド君も、グレンラガンにハマり特に音楽がアニメと上手にマッチしていることについて、作曲の課程などに興味を持ち、山田さんに質問を投げかけていました。


以下、2時間近くに渡った再会トークから

山田「去年みんなにファニメコンで出会えたことから、強い刺激を受け、自分がなんのためにアニメ制作に携わっているかという初心に帰ることができました。その後も、劇場版の制作でつらい日々もありましたが、地球の反対側で応援してくれているみんのなの顔をいつも頭に思い浮かべて頑張る事ができました。こうして、再会してお礼を言う事ができて嬉しいです。ありがとう。」

ニコル「グレンラガンは私にとっても、特別な存在です。人生にとっていろいろチャンレジしてゆく勇気を与えてくれました。実際に、進路としてアニメーションを選んだのもグレンラガンによる影響が大きいです。」


ニコル「グレンラガンの影響もあり、現在サンフランシスコのアカデミー・オブ・アートでアニメーションを選考しています。友達はみな、3Dを選択しているのですが私は、グレンラガンなどから二次元のアニメの表現力が好きなので、2Dを勉強しています。山田さんからみて、どう思いますか?」

山田「これから就職に有利という意味では、3Dを勉強しておいて間違いは無いと思う。3Dアニメーションができて、日本語が喋れればガイナックスにも欲しいくらい。とにかく今は、いろいろな事を試して吸収するように頑張って」

ニコル「実際現場では、どんなソフトを使っていますか?授業では、after effectsやmayaが中心ですが」

山田「After Effectsが使えれば即戦力だね。mayaは現在テスト使用中かな。」

デビッド「アニメの音楽を作成する場合、作曲家に仕事が入る時点で映像が出来上がっているケースは少ないと思いますが、作曲家にはどのような形で依頼が入るのですか?作曲も監督の指示を受けながら進めるのでしょうか?」

山田「ストーリーやキャラクタ設定、その曲が使用されるシーンなど、できる限りの情報を渡して後は作曲家さんにお任せするケースが多いです。グレンラガンでは、監督の今石さんがふだんロボットアニメの作曲はしない作曲家の岩崎さんに何度もお願いして作曲してもらった経緯がありました。岩崎さんがかなり個性的な曲を持って来てくれたので、アニメもそれに負けないようにと良い意味で相乗効果が生まれました。」

デビッド「グレンラガンではオープニングなど映像と音楽が絶妙にマッチしていますが、どうやって合わせ込むのですか?」

山田「しょこたんが歌う主題歌については、音楽が最初にあり、それにアニメーションを合わせました。主題歌についてはそのパターンが一般的です。」

ニコル「ガイナックスでは求人や採用はどうやって決めていますか?」

山田「アニメーターは常時募集しています。技術スタッフについては、欠員が出ればその都度募集していますが、夏頃募集をかける事が多いです。採用は技術より人間性を重視しています。技術面は採用後に教えることができますが、極限状態で仕事をすることが多いので、仲間とうまく協力できる人物を選ぶようにしています。才能があり、日本語ができれば外国人でも採用します。」

クリスティン「劇場版グレンラガン、とても期待しています」
山田「螺巌篇」では新たに100分を書き起こしていますので、「びっくりする結末」を楽しみにしてください。みたら、是非感想を送ってください。」


一つのアニメが海を越えて沢山の人に感動を与え、人生をすら左右する。


この後、パーティでは作画監督の小島大和さんにイラストとサインの注文が集中。決して手を抜かない小島さんが一人一人の注文を聞いて、下書きからイラストを描き上げるのに、「私も、僕も」と大行列ができ、パーティが終わる時間になっても小島さんはひたすらイラストを描き続けていました。

グレンラガンスタッフによる直筆のイラストを貰って大喜びのファン。

日本語通訳が足りなかったため小島さん専属の通訳として飛び入り参加した娘は、最後にご褒美としてガイナックスのスタッフ全員からグレンラガンのタペストリーにサインを貰いました。一生宝物にするそうです。写真は、タペストリーにサインをしてくれている、ガイナックス社長の山賀さん。

ガイナックスのみなさん、素晴らしい出会いをありがとうございました。来年もお待ちしています!


2009年05月25日

完成度の高かったコスプレ


シュレック:日本産じゃないから、厳密にはアニメじゃないけど、地顔でここまでそっくり!


Fate/Stay Night: セイバー


セフィロス


黒執事:シエル、セバスチャン


キャプテンコマンドー
*Tさん、情報有り難うございました。


2009年05月25日


ソウルイーター:リズとパティ


ソウルイーター:ソウルとマカ


ソウルイーター:デス・ザ・キッド


ブリーチ:グリムジョー


エルフェンリート:ナナとルーシー


アイマス?



NARUTO集合


家庭教師ヒットマンREBORN: イーピン(10年後バージョン)
*Tさん、情報有り難うございました。


魔女の宅急便:キキとトンボ


犬夜叉:犬夜叉、かごめ、殺生丸


FF7: クラウド


ブリーチ:一護


東方集合


「?」のコスプレ、分かる人いたら教えてください。info@chihouban.com


2009年05月25日


ファニメコンは参加者のコスプレ率が非常に高いのですが、毎年流行があるようで、昨年はデスノートとブリーチ、NARUTOが多かったのに対して、今年はソウルイーター、ヴァンパイヤナイト、コードギアス、そして目立ったのがボーカロイドでした。初音ミクに代表されるボーカロイドはヤマハが開発した、メロディーと歌詞を入力すると歌声を合成することができるPCソフトで、サンプリングした声質によりそれぞれイメージキャラクターの名前で販売されています。

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というわけで、アニメキャラではないばかりか、アメリカでは発売されていないため、本来なら全く情報が無いはずなのですが、ネットを通じてそのキャラクタが一人歩きしてアメリカでもブームになっているようです。

パネルセッションでも、「Smile! You are on Nico Nico Douga」、「The Melody of Hatsune Miku」などボカロやニコ動をテーマにしたパネルが複数開かれていました。

ボカロコスの何人かに話を聞いてみました。


初音ミクのコスは地元サンノゼからHotaruちゃん(ニックネーム)14歳。14歳にしてファニメコンは今年で3回目。ミクのコスチュームはネットで探して注文したそうです。サイズが大きめだったため、寸法を合わせるのに苦労したとか。Hotaruちゃんはこの他にも5着ほどコスチュームを持っていて、今注目しているアニメは、家庭教師ヒットマンリボーン。


鏡音レンのコスプレがキマッているのは、サンタクララから来たMochiちゃん(ニックネーム)、15歳。彼女はコスチュームの手作りが得意で、今回のファニメコンでも4日間全て手作りの違い衣装で参加。ファニメコンは4回目。年間にコスプレに費やすお小遣いは「数えきれない」とか。


初代ボーカロイドのカイトのコスチュームは、フォルサムから来たMeginちゃん(16)。ファニメコンは初参加。会場で他のボーカロイド達と知り合ったそうです。コスチュームはeBayで110ドル払って入手。コスプレが好きな理由は、キャラクタのコスチュームを着る事で、自分に自信が持てるから。



鏡音リン(レンとは双子のお兄ちゃん)の手作りコスは、immyちゃん(13)、サンノゼから。手作りのコスチュームの制作費は約20ドル。よく見ると完成度は低いものの熱意が伝わって来る作品です。ファニメコンには10歳の時から参加。


鏡音レンに扮する、サクラメントから参加のruhaさん(19)。コスチュームは自作で制作費は100ドル。苦労した点は、ブーツがずり落ちないように足にとめる方法。コスプレをして、自分と違う誰かになりきることが楽しいそうです。


ミクとリン。二人は本物の双子。衣装も手作りで、アーティスアレイにブースを持って出展していました。


Gacktが音声サンプリングを行っている、がくっぽいど。


初代ボーカロイド・カイトと、その亜種(ファンが勝手につくった別バージョン)、アカイト、タイト、カイコ。
メインキャラだけでなく、亜種のコスプレまであるところが深い。